父 逝く

 2020-08-21

父が逝きました。 享年82(満81歳)。

コロナのため面会も許されず、看取ることが出来ませんでした。

車の運転が大好きで定年後も仲間と日本中車で旅行を楽しんでいました。
お庭の手入れも大好きで、たくさんの盆栽に囲まれて暮らしていました。

昨年末からかかりつけ医に体調の不良を訴えていたようですが、
いつも異常なしとの診断で、さすがに気にした母の助言で大きな病院で検査したところ、
末期の膵臓がんだったそう。年齢的にも治療は諦めて発見から半年でこの世を去りました。

まさかですよね。あんなに元気だったのに。。。
頭もふさふさ、入れ歯は一本もなし、ボケてもいなくて自分の事は何でも出来て、
この間も車を運転して旅行にも行っていたのに。。。

子供の頃は土日も仕事で家にいないことがほとんで、
社会人になってからも上京したせいもあって、
一緒に過ごした時間は多くはないのですが、
気さくで嫌味な事は言わない、面倒見のいい、とても優しい父親でした。

地元を離れての暮らしのせいもあって、年に一度しか会っていないので、
妙に亡くなった実感がないのが、余計に寂しいです。

まぁ、延命や介護といった過程を経ず、誰にも迷惑をかけずに逝ってくれたおかげで、
元気な頃の姿しか記憶に残っていないのも、実感がわかない理由かもしれません。

でも、やっぱり、もっとたくさん話しをしておきたかったなぁと思います。
今まで本当にありがとうございました。



私もいわゆる、ぴんぴんころり ってやつで逝きたなと思います。